鹿角市議会 > 2003-09-08 >
平成15年第6回定例会(第1号 9月 8日)

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  1. 鹿角市議会 2003-09-08
    平成15年第6回定例会(第1号 9月 8日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    平成15年第6回定例会(第1号 9月 8日)    平成15年9月8日(月)午前10時開会  開会  開議 第 1 議席の一部変更について 第 2 議長報告 第 3 会議録署名議員の指名 第 4 議会運営委員長報告 第 5 会期の決定 第 6 鹿角広域行政組合議会議員補欠選挙 第 7 常任委員所属変更について 第 8 議会運営委員会委員定数の変更について 第 9 議会運営委員の選任 第10 市長行政報告 第11 鹿角広域行政組合議会報告 第12 議案の上程      議案第57号から議案第61号まで       説明、質疑      認定第1号       説明、質疑
    第13 議案及び請願・陳情の付託  散会 ──────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  1 議席の一部変更について  2 議長報告  3 会議録署名議員の指名  4 議会運営委員長報告  5 会期の決定  6 鹿角広域行政組合議会議員補欠選挙  7 常任委員所属変更について  8 議会運営委員会委員定数の変更について  9 議会運営委員の選任 10 市長行政報告 11 鹿角広域行政組合議会報告 12 議案の上程     議案第57号 財産の処分について     議案第58号 平成15年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)     議案第59号 平成15年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号            )     議案第60号 平成15年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)     議案第61号 平成15年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算            (第1号)     認定第 1号 平成14年度鹿角市上水道事業会計決算認定について 13 議案及び請願・陳情の付託 ──────────────────────────────────────────── 出席議員(24名)       1番  宮 野 和 秀 君     2番  成 田 尚 平 君       3番  小田切 康 人 君     4番  栁 舘 一 郎 君       5番  髙 杉 正 美 君     6番  田 村 富 男 君       7番  阿 部 博 文 君     8番  阿 部 佐太郎 君       9番  岩 船 正 記 君    10番  黒 澤 一 夫 君      11番  石 川 幸 美 君    12番  阿 部 節 雄 君      13番  中 西 日出男 君    14番  石 川   徹 君      15番  米 田 健 一 君    16番  村 木 繁 夫 君      17番  齋 藤 啓 一 君    18番  豊 田 重 美 君      19番  勝 又 幹 雄 君    20番  佐 藤   一 君      21番  大 里 恭 司 君    22番  児 玉 政 芳 君      23番  奈 良 喜三郎 君    24番  阿 部 邦 宏 君 ──────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ──────────────────────────────────────────── 事務局出席職員 局長    山 口 勝 一 君    班長  今 泉   修 君 主査    田 口 善 浩 君    主任  米 田 直 子 君 主事    本 舘   匠 君 ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長        佐 藤 洋 輔 君 助役          三 村 陽 一 君 収入役       大 里 博 志 君 教育長         織 田 育 生 君 総務部長      児 玉   一 君 市民部長        金 澤 文 好 君 産業部長      馬 淵 晴 彦 君 建設部長        米 田 公 正 君 市民部部長待遇   奈 良 勝 哉 君 総務部付部長待遇    児 玉 弘 志 君 教育次長      阿 部 成 憲 君 総務部次長       高 田 幸 良 君 産業部次長     佐 藤 光 正 君 建設部次長       松 岡   昇 君 農業委員会事務局長 米 村 一 男 君 財政課長        内 藤 庸 夫 君 監査委員事務局長  川 又 武 美 君 選挙管理委員会事務局長 佐 藤 隆 夫 君 ○議会事務局長山口勝一君) ただいままでの出席議員数をご報告申し上げます。出席24名であります。したがいまして、会議開会の定足数に達しております。終わります。     午前10時01分 開会 ○議長(阿部佐太郎君) ただいま報告ありましたように、議員定数の半数以上が出席されておりますので、会議は成立いたします。よって、第6回市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(阿部佐太郎君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 議席の一部変更について ○議長(阿部佐太郎君) 日程第1、議席の一部変更を行います。  議員の所属会派の異動に伴い、会議規則第4条第3項の規定により議席の一部を変更いたします。  変更した議席はお手元に配付の議席表のとおりであります。その議席番号及び氏名を事務局長より朗読させます。事務局長。 ○議会事務局長山口勝一君) 議席の一部変更部分のみを朗読いたしたいと思います。    4番 栁 舘 一 郎 議員    5番 髙 杉 正 美 議員    6番 田 村 富 男 議員    7番 阿 部 博 文 議員    8番 阿 部 佐太郎 議員   12番 阿 部 節 雄 議員   13番 中 西 日出男 議員   14番 石 川   徹 議員   15番 米 田 健 一 議員   16番 村 木 繁 夫 議員   21番 大 里 恭 司 議員   22番 児 玉 政 芳 議員   23番 奈 良 喜三郎 議員   24番 阿 部 邦 宏 議員  以上であります。 ○議長(阿部佐太郎君) お諮りいたします。ただいま朗読し、現在ご着席している議席のとおり議席を変更したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) 異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 議長報告 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第2、議長報告をいたします。  去る6月19日、東京都において開催されました第79回全国市議会議長会定期総会において、豊田重美君が15年以上、岩船正記君、中西日出男君、児玉政芳君が10年以上にわたりそれぞれ市議会議員として市政の発展に尽くされた功績により表彰されました。  ただいまから表彰状の伝達を行います。 ○議会事務局長山口勝一君) 全国市議会議長会より、表彰を受けられました方々に、議長より表彰状の伝達を行います。お名前をお呼びいたしますので、お一人ずつ前の方にお進み願います。豊田重美議員。 ○議長(阿部佐太郎君) 表彰状、鹿角市豊田重美殿。  あなたは市議会議員として15年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第79回定期総会に当たり本会表彰規定により表彰いたします。  平成15年6月19日、全国市議会議長会会長片山 尹。おめでとうございます。 ○議会事務局長山口勝一君) 岩船正記議員。 ○議長(阿部佐太郎君) 表彰状、鹿角市岩船正記殿。  あなたは市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第79回定期総会に当たり本会表彰規定により表彰いたします。  平成15年6月19日、全国市議会議長会会長片山 尹。おめでとうございます。 ○議会事務局長山口勝一君) 中西日出男議員。 ○議長(阿部佐太郎君) 表彰状、鹿角市中西日出男殿。以下同文であります。おめでとうございます。 ○議会事務局長山口勝一君) 児玉政芳議員。 ○議長(阿部佐太郎君) 表彰状、鹿角市児玉政芳殿。以下同文であります。おめでとうございます。 ○議会事務局長山口勝一君) これで表彰状の伝達式を終わります。
    ○議長(阿部佐太郎君) 次に、監査委員より、例月出納検査書地方自治法第235条の2第3項の規定により提出されております。  次に、9月1日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙請願陳情一覧表のとおりであります。  次に、第4回市議会定例会において、採択し、市長に送付いたしました陳情2件の処理経過につきましては別紙のとおりであります。  次に、6月18日から9月7日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。  また、会議規則第159条第1項ただし書きの規定に基づき、議長により決定した議員派遣については別紙一覧表のとおりであります。  以上をもちまして、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 会議録署名議員の指名 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第3、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により9番岩船正記君、12番阿部節雄君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議会運営委員長報告 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第4、議会運営委員長の報告を受けます。  本定例会の会期及び議事日程の作成に当たり、去る9月1日及び本日開会前に議会運営委員会を開催しておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長児玉政芳君。     (議会運営委員長 児玉政芳君 登壇) ○議会運営委員長児玉政芳君) 私から、第6回鹿角市議会定例会にかかわる議会運営委員会を去る9月1日及び本日議会開会前に開催しておりますので、その結果についてご報告申し上げます。  お手元に会期議事日程表をお配りしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  まず、会期でございますが、本日8日から25日までの18日間としております。  次に、議事日程でございますが、本日8日が本会議、議事日程第1号により進めてまいります。  9月9日から15日までの7日間は議案精査、休日及び祝日のため休会となります。  9月16日は一般質問の1日目となります。この日の会議の開会時間は午後6時からとし、議事日程第2号により進め、翌17日は一般質問の2日目で議事日程第3号により進めてまいります。  9月18日、19日及び22日の3日間は、付託事件の審査のため常任委員会としております。  9月20日及び21日は休日のため、また、23日は祝日、24日は事務整理のためそれぞれ休会となります。  9月25日は最終日でありますが、本会議、議事日程第4号により進めてまいります。  なお、最終日には当局から追加議案が提出される予定となっております。  以上の会期、議事日程により進めてまいりたいと思いますので、何分のご協力のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。 ○議長(阿部佐太郎君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ないものと認め、議会運営委員長の報告を終わります。     (議会運営委員長 児玉政芳君 降壇) ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 会期の決定 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第5、会期の決定を行います。  お諮りいたします。本定例会の会期は、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本日より9月25日までの18日間に、また9月16日の会議の開会時間については午後6時と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第6 鹿角広域行政組合議会議員補欠選挙 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第6、鹿角広域行政組合議会議員補欠選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、議長において指名することに決しました。  鹿角広域行政組合議会議員として勝又幹雄君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました勝又幹雄君を鹿角広域行政組合議会議員の当選人として決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、勝又幹雄君が鹿角広域行政組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました勝又幹雄君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。当選人におかれましてもご異議がないようでありますので、受諾されたものと認めます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第7 常任委員所属変更 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第7、常任委員所属変更を議題といたします。  総務財政常任委員阿部邦宏君から教育民生常任委員に、教育民生常任委員大里恭司君から建設水道常任委員に、また、産業経済常任委員中西日出男君から総務財政常任委員に、建設水道常任委員児玉政芳君から産業経済常任委員に、それぞれ委員会の所属を変更されたい旨の申し出があります。  お諮りいたします。阿部邦宏君、大里恭司君、中西日出男君、児玉政芳君から申し出のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、それぞれ委員会の所属を変更することに決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第8 議会運営委員会委員定数の変更について ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第8、児玉政芳君ほか6名の方々より提出されました発議第10号、議会運営委員会委員定数の変更についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。児玉政芳君。     (22番 児玉政芳君 登壇) ○22番(児玉政芳君) 私から発議第10号について提案理由をご説明申し上げます。  本案は、議会運営を円滑に推進するため、鹿角市議会委員会条例第3条第2項の規定に基づき、議会運営委員会委員定数を変更し、7名とするものであります。  これがこの議案を提出する理由であります。以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださいますようお願いいたしまして提案説明といたします。 ○議長(阿部佐太郎君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (22番 児玉政芳君 降壇) ○議長(阿部佐太郎君) 本発議につきましては、討論を省略し、直ちに採決いたします。  発議第10号については、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第10号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第9 議会運営委員の選任 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第9、議会運営委員の選任を行います。  お諮りいたします。議会運営委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により豊田重美君を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、議会運営委員は指名のとおり選任することに決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第10 市長行政報告 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第10、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 佐藤洋輔君 登壇) ○市長(佐藤洋輔君) 平成15年第6回鹿角市議会定例会の開催に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、経済情勢財政運営についてでありますが、我が国の経済につきましては、総じて「おおむね横ばい」との基調判断が示されながらも、最近の株価やアメリカ経済の動向など、景気をめぐる環境は、以前に比べて明るい変化の兆しが見られるとの認識が示されております。  特に設備投資では、企業収益の緩やかな回復と資本ストック調整の進展を受け、緩やかな持ち直しの動きが続いており、生産面においても情報化関連の生産財を中心に堅調に推移するなど、全体として年初の弱含みの状態から横ばいの状況に改善しつつあります。  先般、国においては平成16年度予算の概算要求基本方針を示したところでありますが、「経済財政運営構造改革に関する基本方針2003」に基づき、今年度に引き続き歳出全般について徹底した見直しによる抑制を図り、予算配分の重点化・効率化を実施することといたしております。  特に「国と地方」の改革、いわゆる「三位一体の改革」の具体的改革行程として、平成18年度までの「改革と展望」の期間において、国庫補助負担金約4兆円の廃止・縮減や、地方交付税総額の抑制と財源保障機能の縮小に向け、地方単独事業を平成2年から3年度の水準を目安に抑制するといった、幾つかの具体的改革方針を打ち出しております。  本市においても、こうした国の方針を踏まえ、行財政の重点化・効率化を一層推進してまいらなければならないものと考えております。  県内の経済状況につきましては、生産面ではIT関連を中心に緩やかに持ち直している状況にあり、需要面においても個人消費デジタル情報家電など一部商品に堅調さが見られるものの、雇用情勢雇用者所得環境が依然として厳しい状況にあることや冷夏の影響などもあり、総じてやや弱めの動きとなっております。  本市においては、4月から7月までの民間の住宅着工数では持ち家がほぼ前年並みとなっているものの、総体では件数、面積ともに前年を下回っております。  地元商店街においても、デジタル情報家電DVD関連など一部商品に堅調さが見られるものの、低温・日照不足の影響もあり飲料品や夏物衣料が低調となるなど、総じて売り上げが低迷している状況となっております。  また、管内の雇用失業情勢については、有効求職者数の減少により、有効求人倍率が0.32(7月)と改善の兆しが見受けられるものの、建設業、卸・小売業を中心に新規求人数が減少するなど、中高年齢者を中心に厳しい状態が続いております。  次に、普通交付税についてでありますが、先般、本年度の交付額が58億617万2,000円に決定されております。  前年度決定額と比較いたしますと5.1%の減でありますが、臨時財政対策債発行可能額9億730万3,000円を加えた交付税見合い額では、前年度と比較して540万8,000円、率にして0.1%の増となっております。  次に、小坂町との合併関係についてでありますが、去る7月8日、かづの地域任意合併協議会を発足しております。  これまで協議会を2回開催し、規約、予算等を決定し、これまでの取り組み状況や今後のスケジュール等について確認をいたしております。  また、協議会だよりを発行するほか、ホームページを開設し、協議会の会議録、取り組み状況など各種情報を住民に提供し、合併への理解を深めていただくように努めております。  協議会は12月までにあと4回の開催を予定しておりますが、新市の将来構想や財政見通しの取りまとめ、事務事業一元化の調査・調整等を行い、法定協議会への移行、平成17年3月の合併実現に向けて取り組みを進めてまいります。
     次に、国際交流についてでありますが、ハンガリー共和国ショプロン市との友好交流につきましては、去る7月27日から8月4日までの9日間の日程で、鹿角国際交流協会事業主体とした青少年のホームステイ訪問団を派遣し、友好のきずなを深めております。  この訪問団は、高校生3人、中学生1人と引率者2人の計6人で構成いたしましたが、ショプロン市でのホームステイプログラムに積極的に参加し、無事帰国いたしております。  また、日本語語学指導員の派遣につきましては、就労ビザ取得などの準備が整い次第、派遣をする予定であります。  次に、広域連携についてでありますが、去る8月20日、本市において、第2回目の「秋田・岩手北部地域市長サミット」を開催しております。  この会議は、「太平洋と日本海をつなぐ横軸連携」をテーマに、久慈市、二戸市、大館市、能代市と本市の5市長が参加し、共通の政策課題などについて意見交換を行っているものでありますが、観光施策に関連して、各市の主要施設観光資源等を盛り込んだ広域の地図、パンフレットの作成や、スポーツ施設共同利用職員研修会の開催などについて協議をいたしております。  次に、農作物の状況についてでありますが、今年は、7月からの低温と日照不足の影響により農作物への被害が心配されておりますが、本市においても去る8月29日に「鹿角市農作物異常気象対策本部」を設置いたしております。  特に、水稲は、田植え後は高温で日照も多く、分けつも順調に推移しておりましたが、出穂前に低温と日照不足が重なり「白ふ」が発生しており、不稔障害が懸念されております。  そのため、鹿角地域農業関係機関で構成する秋田県農作物異常気象対策鹿角地方本部指導班カドミ米発生防止低温対策の「深水管理」など技術対策の徹底、現地講習会、稲情報の発行、広報車による巡回指導など、農家の方々への呼びかけを行うとともに、状況把握に努めてまいったところであります。  8月28日に関係機関で実施した不稔調査の結果では、市内平均の不稔率は28.4%となっておりますが、中山間部での栽培が多い「でわひかり」の不稔率が非常に高く、今後天候が回復しても減収は免れない状況でございます。さらに関係機関の総力を挙げた取り組みを強化し、被害を最小限にとどめる栽培管理を指導してまいります。  主要作物の夏秋キュウリ及びトマトにつきましては、収穫盛期を迎えており、現在の出荷総数及び販売高も昨年並みであります。  リンゴにつきましては、肥大状況は平年並みでありますが、大湯地区の一部の地域では降ひょうによる障害果が目立つ園地がございます。摘果により障害果の割合は低減しておりますが、品質的には低下している状況にあります。  桃につきましては、8月中旬過ぎからあかつきが出荷されており、品質的には若干糖度が低い傾向が見られます。また、主要の品種である川中島白桃は生育が順調で9月上旬ころの収穫予定となっております。  花卉の新テッポウユリ及びトルコギキョウにつきましては、低温、日照不足の影響で開花がややおくれぎみでありますが、出荷量は昨年並みであります。  葉タバコにつきましては、全体として生育は平年並みでありましたが、雨が多かったことから収穫作業がややおくれぎみの一部の圃場では、収穫のおくれに加え、変色、変質葉の発生が見られ、品質低下などの影響が懸念されております。  いずれにいたしましても、農作物の生育につきましては、今後も気象情報等を注視しながら、出来秋に向けて、関係機関等と連携しながら必要な情報の提供や指導に努めてまいります。  次に、第50回全国りんご研究大会についてでありますが、去る9月2日、3日の2日間、「より安全で安心なリンゴづくりを目指して」をテーマに、ホテル鹿角を主会場に開催されております。  初日の大会には、全国から果樹農家や大会関係者915人の参加があり、「安心なリンゴづくり」の意見発表や生産者大会などが行われ、農薬安全使用基準の遵守や地産地消による消費拡大に取り組むこと等が決議されております。  また、翌日は産地視察として市内3カ所、大館市1カ所のリンゴ生産農家の園地を見学しながら、品質向上や生産振興など安全なリンゴ生産に取り組むことを確認し、盛会裏に終了いたしております。  次に、十和田地区中山間地域総合整備事業でありますが、平成15年度は関上地区・寺坂地区の農道について、実施測量調査・設計の業務委託を発注済みでございます。  さらに、東町地区基盤整備促進事業(樹園地農道)につきましては、本年度、道路工延長769メートルの工事を発注済みでありますが、来年度、道路工事の一部、舗装工事をもって完了の予定となっております。  次に、観光関係についてでありますが、7月から8月の観光客の入り込み状況につきましては、例年に比べ真夏日が少なかったものの、雨が続いた昨年と比較して、観光客数は主要な観光施設で11%、宿泊施設で2%増加しております。また、「花輪ばやし」が21万人、「毛馬内盆踊り」に3万人の観客があり、主要なイベントの入り込みも6%ほど増加していることから、昨年の落ち込みから徐々に回復傾向が見られます。  次に、商工関係についてでありますが、市が独自で実施いたしております7月の市内中小企業景況調査によりますと、業況を総合的に判断するDI値はマイナス31となり、4月時点での調査に比較して20ポイント上昇しており、マイナス幅が縮小し、改善の方向に向かっているとの結果となっております。  売上高、経常利益等の指数もマイナス幅が縮小しており、コスト削減等の企業努力の効果が現れているものと考えております。  また、昭和63年から操業している誘致企業の株式会社ツガワ鹿角工場から、工場の増設計画が提出されております。増設は、鹿角工業団地の自社所有地内を予定しており、今月中に着工し、年内の完成を目指しております。  次に、福祉関係についてでありますが、去る8月8日、戦没者のご冥福と世界の恒久平和を祈るため、「戦没者顕彰式・平和祈念のつどい」を鹿角地域広域交流センターにおいて、ご遺族の代表など130人の参列をいただき開催いたしております。  また、大湯字高崩の高橋ナミさんが7月20日に満100歳の誕生日を迎えられましたので、長寿祝い金及び記念品を贈っております。  敬老会並びに金婚顕彰式につきましては、9月3日から3日間、記念スポーツセンターで開催し、敬老会は75歳以上の対象者4,771人のうち1,539人が、そして金婚顕彰式は152組のうち98組の夫婦が出席されております。  (仮称)鹿角市総合福祉センターにつきましては、去る7月8日に建築主体工事の契約締結を終えたほか、機械設備工事を7月7日に、電気設備工事を7月30日にそれぞれ契約締結を終え、来年3月の完成に向けて工事を進めております。  次に、住民基本台帳ネットワークシステム導入事業についてでありますが、昨年8月の第1次稼働に引き続き、本年の8月25日に第2次稼働をし、住民票の写しの広域交付、転入・転出手続の簡素化、住民基本台帳カードの交付など本格運用を開始いたしております。  今後は、住民基本台帳カードを利用したサービスの一つとして、インターネットを利用した申請・届出等の行政手続について、本人確認を保証する「公的個人認証サービス」の実施に向け、12月1日からの全国実用試験に合わせて準備をしてまいります。  次に、教育関係についてでありますが、去る8月20日、沖縄県沖縄市在住で事業家である上原清善氏から、本市に対して「健康、教育、平和づくり資金」として役立てていただきたいと、20万円が寄贈されました。上原氏からの善意は、教育行政に活用することとし、9月補正予算に計上させていただいております。  平成15年度成人式につきましては、568人の新成人を対象として、多くのご来賓のご臨席のもと、8月16日にアルパスを会場として開催し、男性236人と女性200人の計436人が出席いたしました。当日は、模擬投票のほか、十和田小学校山根分校の児童による山根ソーランが披露され、新成人はもとより、ご来賓からもご好評をいただくなど、成功裏に終了いたしました。  次に、財団法人鹿角市スポーツ振興事業団会計処理問題についてでありますが、市としての指導監督が不十分であったことについて、深く反省をしているところであります。  去る6月17日に提出を受けました意見書への対応につきましては、詳しくは、先日、議長に対しまして報告書を提出しておりますが、専門家の意見も伺いながら種々検討をいたしましたところ、これ以上の追及は無理であるとの判断をいたしました。  しかしながら、このような不祥事を二度と起こさないためにも、今後は、市としても毅然とした態度で臨んでいかなければならないと考えております。  そのためには、事業団に対するチェック、指導体制の強化が上げられますが、特に、市の委託事業及び補助事業につきましては、効率的な運営が図られているか、成果を上げるための工夫がなされているか等を随時チェックしながら、公益法人としての機能が十分に果たされるよう指導してまいります。  次に、秋田県総合防災訓練についてでありますが、防災関係機関相互の協力体制の確立と地域住民の防災意識の高揚を図ることを目的に、去る9月2日、本市を会場に参加人員約1万人、参加機関・団体92、航空機4機、車両115台を動員して26種目にわたる訓練が実施されております。  町内会の自主防災組織による避難誘導訓練や、児童・生徒の積極的な参加が今回の訓練の特色であり、各方面から高い評価をいただいております。  これを契機に、なお一層の防災体制の整備に努めてまいります。  次に、サービスデーの実施についてでありますが、市民サービスの一環として、昨年11月から毎週水曜日に市役所の窓口業務を午後7時まで試行的に延長してまいりましたが、市民の利用件数が伸びてきている状況にあります。  10カ月間の利用実績を検討した結果、利用の9割を占めた市民サービス課、税務課、福祉事務所の窓口を対象に、今月から延長実施いたしております。  次に、9月補正予算の概要についてでありますが、今回の一般会計補正予算は、地域経済に配慮した市単独道路整備事業費、市単独農業用施設整備事業費や緊急地域雇用創出特別基金事業関連経費の追加や、国・県補助事業の確定に伴う事業費の追加等を主として編成をいたしております。  その結果、補正額は2億5,081万8,000円の追加となり、補正後の総額は166億5,878万2,000円となっております。これは前年同期に比較し、総額で11億3,846万7,000円、率にして6.4%の減となっております。  補正財源につきましては、事業に関連する国庫及び県支出金等の特定財源のほか普通交付税及び繰越金を充当いたしております。  特別会計につきましては、国民健康保険事業特別会計、老人保健事業特別会計、高田地区土地区画整理事業特別会計の3会計で予算の補正をいたしております。  主な事業として、国民健康保険事業特別会計では、高額医療費共同事業医療費拠出金等の精算に伴う追加、老人保健事業特別会計では、老人医療費負担区分管理システム委託料の追加、高田地区土地区画整理事業特別会計では、土地、道路築造工事費の追加を行っております。  本定例会には、財産の処分案件1件、補正予算案件4件、決算認定案件1件、合わせて6件のご審議をお願いいたしております。  また、追加案件として「(仮称)人・情報交流プラザ」建設に伴う継続費精算報告案件1件、決算認定案件9件の提案を予定しております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長から説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(阿部佐太郎君) 市長の行政報告を終わります。     (市長 佐藤洋輔君 降壇) ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第11 鹿角広域行政組合議会報告 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第11、鹿角広域行政組合議会の報告を受けます。鹿角広域行政組合議会議長齋藤啓一君。     (鹿角広域行政組合議会議長 齋藤啓一君 登壇) ○鹿角広域行政組合議会議長(齋藤啓一君) 私から鹿角広域行政組合議会に関し、市6月定例議会以降にかかわる議会の概要について報告いたします。  第3回鹿角広域行政組合定例議会は、去る6月25日に開催され、上程されました案件は報告第2号「継続費精算報告書について」と議案第6号「平成15年度鹿角広域行政組合一般会計補正予算(第1号)」についてであります。  報告第2号「継続費精算報告書」については、平成12年度から事業を進めてきた「ごみ処理場建設事業」にかかわる精算であり、継続費予算措置額30億9,994万8,000円に対し、実績精算額で30億9,912万6,205円となったもので、差し引き82万1,795円の不用額が生じたものであります。  次に、議案第6号「平成15年度鹿角広域行政組合一般会計補正予算(第1号)」についてでありますが、補正の主なる内容は、定期人事異動による人件費の調整と、その他に環境衛生費中、溶融スラグ溶出試験実証圃造成管理委託費として87万5,000円の追加と、廃蛍光管収集業務委託費及び破砕機購入費の467万円、さらにし尿処理場の汚泥脱水機修繕料としての640万5,000円等の追加があったものであります。  その結果、現計予算額18億9,634万円が18億8,495万2,000円となり1,138万8,000円の減となったものであります。  これに対して委員からは、廃蛍光管の収集の方法として、現在取り扱いを行っている電気機器販売店との連携についても検討すべきとの意見も出され、当局からは今後の定期収集に向けて関係業界との協議を行っていくとの意向が示されました。  以上、審査の結果「原案可決」としております。  その他の所管事項といたしまして「春期粗大ごみ収集状況と分別実績」及び「ごみ処理施設」における運転状況等の報告を受けております。  次に、議会議員による行政視察を去る7月9日から11日にかけ岩手県内における消防庁舎建設事業、関東方面での旧炉解体事業及び廃棄物処分場閉鎖事業について研修を実施しております。  次に、去る8月1日に発足しました「ごみ処理場施設管理協議会」について報告いたします。  この協議会は、新しく建設されました「ごみ処理施設」にかかわる施設性能、管理に関する技術的情報交換を目的に設置されたもので、委員として議会議員、施工業者、事務局職員等によって構成されておりまして、第1回協議会は8月8日に開催されております。  以上、広域行政組合にかかわる報告を終わります。 ○議長(阿部佐太郎君) 鹿角広域行政組合議会の報告を終わります。     (鹿角広域行政組合議会議長 齋藤啓一君 降壇) ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第12 議案の上程 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第12、議案を上程いたします。  まず、議案第57号から議案第61号までの5件を一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(児玉 一君) 議案第57号財産の処分についてでございますけれども、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、下記のとおり建物を処分することについて議会の議決を求めるものでございます。  平成15年9月8日提出。  建物の表示でございますが、所在は鹿角市花輪字八幡平10番地3、構造等は木造亜鉛メッキ鋼板葺き平家建1棟(昭和50年度建築)、建築面積178.47平方メートル。  処分の方法ですが、無償譲渡。  処分の相手方は、小平自治会。  提案理由でございますが、旧柴平生活改善センターの一部を自治会の倉庫として処分するものでございます。  資料の2ページをご参照いただきたいと思います。  本センターは、昭和50年に自治会より寄附を受けた土地に建てたものであります。平成8年に地域活動センターが建設された際、取り壊しも検討しましたが、補助金の関係で存続されたものでありますが、築後27年を経過しましたので平成15年3月31日付で用途廃止し、普通財産となっております。  その間、自治会との話し合いの中で、本センターを解体の後、自治会で大太鼓収納庫を建設することとしておりましたが、最終的な話し合いの結果、平成15年8月18日付で自治会よりセンターのホール部分、178.47平方メートルですが、のみを譲り受ける無償譲渡申請が提出されております。残り部分268.3平方メートルは解体するものであります。解体費については補正予算でお願いしております。  なお、土地の寄附を受けた際の条件として、将来市においてこれが目的に使用しなくなった場合は現状のまま無償にて自治会に譲与する条件が付されており、今回のセンターの一部譲与に当たって必要限度部分の土地についても譲渡するものであります。  次に、議案第58号、予算書の1ページをお開き願います。  平成15年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)。  平成15年度鹿角市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の補正でありますが、それぞれ2億5,081万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ166億5,878万2,000円とするものであります。  第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成15年9月8日提出。  8ページをお開きください。  今回の補正予算につきましては、特定財源を除いた一般財源の不足分については普通交付税と前年度の繰越金を充当しております。  7款1項地方交付税でありますが、今回普通交付税が決定しましたことから1億5,512万円を補正して、補正後の額が65億6,512万円となるものです。  11款1項1目民生費国庫負担金2節の身体障害者福祉費負担金は、いずれも負担金から補助金への組み替えによる減額であります。  2項1目民生費国庫補助金1節の身体障害者福祉費補助金、2行目の身体障害者短期入所事業支援費補助金は、負担金からの組み替えと利用希望者の増による補正でございます。  その下の身体障害者居宅介護等〔ホームヘルプ〕事業支援費補助金も負担金からの組み替え及びガイドヘルプ事業利用者増による補正でございます。  次の2節の知的障害者福祉費補助金は、鹿角苑が知的障害者デイサービス事業の事業者指定を受けたことにより、短期入所事業の一部をデイサービス事業に組み替えるものであります。  その下の6節老人福祉費補助金は、介護費用の適正化特別対策事業として実施する評価つき事業者ガイドブックを作成する事業に対する国の100%補助であります。  2目の衛生費国庫補助金1節の保健衛生費補助金は、合併処理浄化槽設置整備にかかわる補助金で、7人槽15基分の追加によるものであります。  次のページをお願いします。
     12款1項2目の民生費県負担金2節の身体障害者福祉費負担金は、国庫負担金同様、負担金から補助金への組み替えによる減額であります。  2項の県補助金ですが、1目総務費県補助金の地籍調査費補助金でございますが、補助枠調整による減額となっております。  2目民生費県補助金、その下の3目衛生費県補助金は国庫補助と同じであります。  4目労働費県補助金、緊急地域雇用創出特別基金事業費補助金は、花輪、十和田図書館の蔵書データベース化事業にかかわる補助金で、新規雇用10人、約2カ月、延べ398日分の雇用となるものであります。  次に、7目土木費県補助金、生活交通路線維持費補助金はバス路線運行にかかわる補助金で、県単分12路線、マイタウン分4路線、計16路線にかかわる補助金であります。  9目教育費県補助金2節の社会教育費補助金の文化財保護管理費補助金は、大湯ストーンサークルの発掘事業にかかわる補助金であります。  次のページをお願いします。  12款3項1目総務費委託金は、秋田県消費者物価統計調査、住宅土地調査にかかわる委託金であります。  13款1項1目財産貸付収入1節の土地建物貸付収入は、「ホテル鹿角」を花巻温泉株式会社に貸し付ける6カ月分の貸付料であります。  2項3目の出資金の処分収入1節の残余財産収入でございますが、これは市がかづの農協に出資しておりましたが、かづの農協が県の行政検査で改善命令を受けたことにより、農協より出資金が返還されたものであります。  14款寄附金1項2目1節の教育費寄附金は、沖縄県の篤志家より地域の健康教育、平和づくりに役立てていただきたいと、寄附を受けたものであります。センター内のビデオライブラリーを充実し、市内各校への貸し出しにより、教育の一助とすることとしております。  16款繰越金につきましては、3,000万円を前年度繰越金として予算措置させていただいております。  次のページをお願いします。  17款諸収入でありますが、5項雑入として、県通常砂防事業の移設補償金として県より564万3,000円を、また6目の過年度収入として身体障害者措置費負担金の1人分を予算措置しております。  以上が歳入の主なものです。  次のページをお願いします。  歳出につきましては、人件費については6月以降の人事異動等にかかわる調整を行っております。以下、人件費については省略させていただきます。  2款総務費でありますが、1項総務管理費1目一般管理費13節委託料でございますが、市道中ノ崎線車両転落事故にかかわる損害賠償請求事件の鑑定書に対するコメント作成委託料ほかを補正するものでございます。  15節の工事請負費は、庁舎3階南側屋上の防水改修工事と農業支援センターへの庁内放送設備を設置する工事費でございます。  6目の財産管理費12節の保険料は、ホテル鹿角の建物等火災保険料でございます。  15節工事請負費は、先ほど議案説明をいたしましたが、旧柴平生活改善センターの一部を小平自治会へ譲渡しますが、残りの部分の解体工事費でございます。  7目情報管理費は、総合行政ネットワーク構築にかかわる経費で、全国の地方自治体と相互に接続する行政専用のネットワークの構築を図るものです。2003年度までに全国全市町村の整備が求められているものでございます。  次に、10目地籍調査費は、補助枠調整による事業量の減に伴う組み替え等でございます。  次のページをお願いします。  11目諸費の23節償還金、利子及び割引料でありますが、市税過誤納還付金については、法人市民税の予定納付された分が確定申告において大きく下がった法人があり、その還付分を補正するものです。  次のページをお願いします。  5項戸籍住民基本台帳費の1目戸籍住民基本台帳費は、10月より公的個人認証サービスの全国実用試験が開始されますが、それに対応するための回線使用料であります。  次のページをお願いします。  3款民生費でありますが、1項社会福祉費2目身体障害者福祉費は、居宅介護等〔ガイドヘルプ〕事業支援の扶助費及び身体障害者短期入所事業支援補助費は、ともに利用者増によるものです。  3目老人福祉費13節委託料は、要介護認定者新規申請者に対する介護サービス事業者一覧案内や市独自の高齢者福祉サービス案内等を網羅しサービス事業者の介護サービスを評価するチェックシートも盛り込んだガイドブックを作成し、それらの回収、集計、結果報告書を作成するものです。部数は5,000部を予定しております。  6目老人福祉施設管理費は、湯瀬ふれあいセンターの給湯ボイラーの修繕料でございます。  2項児童福祉費2目児童措置費13節の委託料は、待機児童解消を図るため子ども未来事業団への委託にかかわる人件費の追加でございます。  次のページをお願いします。  4款1項3目環境衛生費は、合併処理浄化槽設置整備事業費補助金として7人槽15基を追加するものです。  5款1項1目労働総務費、再就職緊急支援奨励金でございますが、本年12月までの分として23名分を追加するものです。  次のページをお願いします。  6款農林水産業費1項3目の農業振興費15節工事請負費は、「あんとらあ」で実施しております農産物直売施設を現在の場所から国道沿い回廊部に常設施設として整備し、集客と「あんとらあ」への誘客を図るものでございます。  6目の秋田県農業信用基金協会出資金は、昨年度借り入れ実績の精算による減額であります。  11目農地費15節工事請負費は、用排水路、農道等の農業施設17カ所にかかわる整備工事費であります。  19節の上から3行目の幹線農道築造負担金は、花輪地区県営ほ場整備事業とあわせて実施しております市道駅西鏡田線の水路改修にかかわる県の施工分への事業費負担金であり、今回補正の分は当初分に対する変更増分延長71メートル増、アスファルト舗装追加に係るものであります。  次のページをお願いします。  2項2目の林業振興費24節の投資及び出資金は、鹿角森林組合に対する増資であり、出資配当金全額と出資預かり金合わせた分を増資するものであります。  7款商工費2項2目観光振興費は、冬季観光客の誘客にかかわる経費、冬季パンフレットの作成、盛岡から十和田湖間リムジンバス運行に対する補助金が主なものとなっております。リムジンバスは12月1日から3月31日まで1日1回運行するものであります。  次のページをお願いします。  8款1項1目19節の生活バス路線維持費補助金は、市内バス路線県単分15路線、乗車密度カット分3路線、マイタウン分5路線、計23路線の運行に対する補助金であります。  2項2目道路橋梁維持費15節工事請負費は、末広南ののり面保護工ほか舗装側溝等の補修費であります。  12節、18節、27節は道路パトロールカーの更新にかかわる経費でございます。  4目交通安全施設費15節の工事請負費は、転落防止等危険回避のためのガードレール等設置工事費であります。  次のページをお開き願います。  5目の道路新設改良費15節の工事請負費、市道道路整備工事費の追加であります。改良10カ所、舗装12カ所、側溝8カ所を予定しております。  9款1項3目の消防施設費でありますが、県で行います通常砂防工事に伴う防火水槽の移設補償工事で、長牛地区防火水槽を移設するものです。  次のページをお願いします。  10款1項4目18節の備品購入費、教材備品購入費は、歳入でも説明しましたが、寄附金をもととして教育センターに平和教育教材を備えつけ、各校での利用を図るものでございます。  2項、3項、4項、小中校及び幼稚園費の修繕料については、暖房器具を中心とした修繕費の補正であります。  次のページをお願いします。  5項4目公民館費は、錦木地区館正面玄関冬囲い工事及び平元コミュニティ無線放送設備親局の移設工事費であります。  5目図書館費は、花輪、十和田図書館の蔵書6万冊を緊急地域雇用創出特別基金事業を活用し、将来のコンピューター化に対応するデータベース化を図るものであります。  6項3目体育施設費は、花輪スキー場の整備にかかわる工事費で、第1リフト乗降所の塗装工事及びゲレンデS字カーブ出口の上部に防護柵ネットを設置する工事であります。  歳出については以上です。説明を終わります。 ○議長(阿部佐太郎君) 市民部長。 ○市民部長(金澤文好君) 予算書40ページをお開き願います。  議案第59号平成15年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,768万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億237万5,000円とするものであります。  46ページをお開き願います。  共同事業でありますが、高額医療費共同事業について従来小規模保険者の運営基盤の安定化を図るため保険者 ───これは市町村ですけれども、保険者から拠出金を財源に高額医療費について都道府県で費用負担を調整するものとして国保連合会で実施してきたものですが、今回見直しが行われたものであります。  具体的には、高額な医療費の増大に伴い市町村国保財政を圧迫している現状から、財政基盤を強化する一環として、今年度から17年度までの3カ年の措置として、交付基準額 ───調整対象医療費ですけれども、従来の80万円から70万円に引き下げ、事業規模を拡充して保険者の拠出金に対し、都道府県が4分の1及び国が4分の1において一定の支援措置を講ずることに伴う歳入歳出の補正となっております。  歳入につきましては、6款1項共同事業交付金3,379万7,000円の追加。  9款その他の繰入金として388万6,000円の追加をするものであります。〔訂正発言ありP27参照〕  48ページをお願いいたします。  歳出につきましては、5款1項共同事業拠出金の県国保連合会への医療費拠出金が3,756万4,000円、事業費拠出金が11万9,000円の合計3,768万3,000円を追加するものであります。  次に、予算書50ページをお開き願います。  議案第60号平成15年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)でありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ210万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ52億4,595万4,000円とするものであります。  58ページをお願いいたします。  歳出から説明させていただきます。  昨年10月、健康保険法一部改正が行われ、新たに高齢者の一部負担のデータ管理が必要とされ、システム管理を検討してきたところですが、国保連合会で構築を目指しておりました「新共同電算処理システム」稼働に伴うシステムと連携しまして、70歳から74歳までの前期高齢者、老人所得把握報告、高額療養費支給申請にかかわるシステムを加えた医療費負担区分管理システムが構築されることによりまして、1款1目一般管理費の委託料210万円を追加するものでございます。  56ページに戻っていただきます。  このことから、歳入に前年度繰越金210万円を追加するものであります。以上です。 ○議長(阿部佐太郎君) 建設部長。 ○建設部長(米田公正君) 60ページをお願いいたします。  議案第61号平成15年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億6,305万7,000円とするものでございます。  66ページをお願いいたします。  歳入でありますが、一般会計繰入金でございますが300万円追加をお願いします。  繰越金でありますが、前年度の繰越金として1,000万円追加をお願いしております。  次のページをお願いいたします。  歳出でありますが、事業費として工事請負費1,300万円をお願いして、これは道路及び造成工事でございます。以上でございます。 ○議長(阿部佐太郎君) 以上をもちまして提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  まず、議案第57号の財産の処分について、質疑を受けます。質疑ございませんか。豊田議員。 ○18番(豊田重美君) これは譲渡するということでありますけれども、私は二つについてお尋ねいたします。  まず一つは、この解体される施設の中に放送施設があります。歳出の方にも予算出ていますけれどもこれはどういうふうになるのか、まずお聞かせ願いたい。  それから、譲渡されたその土地の問題でありますけれども、その時期を見計らっていずれは土地も譲渡するというふうになっていますが、建坪のみなのか、また他の面積も入るのか、この二つをお願いします。 ○議長(阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長(児玉 一君) 放送の施設の関係でございますが、これはコミュニティーの方で───10款の方でも説明申し上げましたが、親局として取り扱うというふうになっております。  それから、2点目の土地の建坪の関係でございますが、これについては先ほどもご説明申し上げましたが、必要限度部分の土地、これを譲渡する予定としております。それは、将来自治会において増築等の関係がございますので、建築確認の許可がおりるような土地の面積について譲渡したいというふうに考えてございます。 ○議長(阿部佐太郎君) 豊田君。 ○18番(豊田重美君) 放送設備の問題でありますけれども、これがもし小平自治会の方に譲渡されるというふうなことになれば、今はコミュニティーという範囲でやっていると思いますが、その辺のところは検討されているでしょうか。 ○議長(阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長(児玉 一君) 先ほども申し上げましたように平元地区コミュニティーの方で取り扱いをするということでございます。(「わかりました」の声あり) ○議長(阿部佐太郎君) よろしいですか。ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ほかにないものと認め、質疑を終結いたします。
     次に、議案第58号について、質疑を受けます。質疑ございませんか。黒澤君。 ○10番(黒澤一夫君) 36ページ、37ページのところで、保健体育費で体育施設費600万円というところでお尋ねいたします。  スキー場の第1リフトに関連しての塗装工事費関連ということですけれども、ここは他の団体へ委託している施設ですのでできるだけ当初予算に計上すべきと思うんですが、その辺どういう経緯であったものか。それから、塗装というのはこれは何年ごとにやるような基準を持っているものかどうか、お尋ねいたします。  それから、関連してアルパスの入り口に冬期間落雪がありまして、危険だということで入り口半分くらいロープが張っておりますが、以前にこの状況を改善するようにというようなことで指摘したら、県の施設で大規模な改修は県が行うという約束になっているので県の方へ申し入れるという回答でありました。その後、どういう状況になっておりますか、それから今季のスキーのシーズンへ改修が間に合うものかどうか、これらについてお尋ねいたします。 ○議長(阿部佐太郎君) 教育次長。 ○教育次長(阿部成憲君) 私から説明を申し上げたいと思います。  まず、塗装工事の経緯ですが、リフトがさびてまいりましたので、改善の勧告がされておりました。第1リフトから第3リフトまであるわけなんですけれども、3年計画で進めたいというようなことで、国体に間に合わせて全部進めたいと。今季は第1リフトについてということでこの600万円の予算のうち300万円をお願いしております。  それから、アルパスの入り口の落雪の件ですけれども、確かに毎年落雪があって危険な状況にあります。大規模改修については県との契約で県の方にお願いするというようなことであります。現在、ことしからのインカレ、あるいは来年は全国中学校スキー大会があるわけですけれども、それらに向けてその部分だけでなくて全体を今調査中であります。したがって、まとめた上で県の方に要請をしたい、こう考えておりますので、落雪防止については今季は間に合わないと考えております。  済みません、もう一件は……。(「塗装は何年とかそういう基準があったか」の声あり)  塗装の基準については特に何年とはありませんけれども、やはりああいう場所ですので、さびてきますと危険性があります。やはり部分的でもさびてきますとそこから広がっていく可能性がありますので、早目に手を打っていかなければならないというふうに考えてございます。 ○議長(阿部佐太郎君) 黒澤君。 ○10番(黒澤一夫君) わかりました。落雪についてはやはり施設が立派な施設であります。その入り口が落雪だということでロープを張っているというのは、建物は立派だけれども管理なりそういうものは十分でないというような、一般に来たお客さん、利用者からも余りいい評価を得ないことだと思います。まだ危険もありますので、できるだけ早く県の方へお願いをして対処するようにしていただきたいと思います。 ○議長(阿部佐太郎君) ほかにございませんか。豊田君。 ○18番(豊田重美君) 私からは12ページですね、財産収入についてお尋ねします。  ここのところにかづの農協からの出資金の還付金という項目がありまして、これはどういう経緯でこういうふうになったのか、ご説明願いたいと思います。 ○議長(阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長(児玉 一君) これは町時代、花輪町時代ですけれども、農協へ町が出資したものでありますけれども、それを47年に市が引き継いだということです。  これについては、行政機関が農協の組合員であるということは農協法の組合員の資格に抵触するということから、県の行政検査で改善命令を受けております。  そういうことから、今回、返還されるというふうな状況になったものでございます。 ○議長(阿部佐太郎君) よろしいですか。(「はい、いいです」の声あり)ほかにございませんか。齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) 済みません、今のその農協の返還金のことなんですが、行政機関がJAの組合員であるのはおかしいというのは、これは今そういうふうに言われますと、何でもっと前に気がつかなかったのかという感じがするんですが、その辺は行政検査があって指摘されて初めて市が気がつくという状況ですか。もっと前に本来は ───そう言われると気がつかなければいけないと思うんですが……。 ○議長(阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長(児玉 一君) 町時代の出資金の経緯は調べましたけれども、ちょっとわからなかったわけです。ただ、県の行政検査は平成11年に行われております。その時に改善命令ということで指示を受けたわけですが、いろいろ農協さんの方と私の方との話し合いがおくれまして、その結果今回こうなったということでございます。 ○議長(阿部佐太郎君) ほかにございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第59号から議案第61号までの3件について、質疑を受けます。質疑ございませんか。市民部長。 ○市民部長(金澤文好君) 訂正させていただきたいと思います。  歳入のところで、繰越金を繰入金と申し上げまして、大変失礼いたしました。繰越金に訂正いただきたいと思います。 ○議長(阿部佐太郎君) 質疑ございませんか。豊田君。 ○18番(豊田重美君) 高額医療費についてお尋ねいたします。  このお尋ねというよりも、そのかかわりをちょっと質問させていただきたいと思います。  もちろん、高額医療の方がそれで納付された後の問題であります。期限は大体示されていたわけですけれども、その後の延長があって、再三お聞きしたけれども何の理由で還付の時期がおくれたかという理由も定かでないということで、2回ほど役所の方に来て、やっと、はがきをいただいたということでありますが、どういうことでそういうことが起きるのか。また、そういう人に対してのその後の連絡というものはどういうふうになっているのか。 ○議長(阿部佐太郎君) 市民部長。 ○市民部長(金澤文好君) 高額療養費の申請は市民サービス課の窓口で行っているわけですけれども、大体申請があった後2カ月から3カ月で戻るというようなのが一般的なわけでありますが、今お問い合わせのご質問はなぜおくれるのかというふうなことでありますが、通常であれば今申し上げたように二、三カ月でありますけれども、レセプトが病院から国保連合会にまず送付されます。その次に、今度連合会で1カ月程度の審査を経まして市に戻ってまいりますが、市でもまたここで確認を行うと、こういうふうなことでございます。この期間は早くとも2カ月くらいかかると、こういうふうなことになります。国保連合会でその時点で医療機関における医療費の適正請求がされているかどうか確認のためのレセプト点検が行われ、内容等に不備があった場合にはそこでもおくれる可能性があります。  もう一つは、市に回ってきてからまたもう一度点検が行われるわけですけれども、重複請求されていないか、医療の給付対象の傷病名は何であるか、診療日数がどのくらいかかっているかというようなことを約20項目ばかり調べまして、それに該当した場合にはまた国保連合会から病院へ送られます。そうした再審査を受けることになります。ここでさらに二、三カ月おくれるというふうなことになります。今までの中で最長1年を要したこともございます。  ちなみに、市から連合会へ再審査依頼をしているのは全体で月約150件から200件ほどありますので、これにもしや、はまっているのだとすれば、大分時間がとられているのではないかなと、こういうふうに思われます。以上でよろしいですか。 ○議長(阿部佐太郎君) 豊田君。 ○18番(豊田重美君) 今、部長の答えの中でもかなり長い間そういう状況もあるというふうな話でありますけれども、こういう方々には一番最初の返す予定というものが示されておりながら、なおかつ延長、延長という形になった場合は何ら連絡などはされないものか。また、するとすればどこからそれをやられるのか。 ○議長(阿部佐太郎君) 市民部長。 ○市民部長(金澤文好君) 先ほど申し上げればよかったんですけれども失礼いたしました。  まず、どういうふうな経路になっているのかというのは、ちょっとその時点でわからない、探し出さなければわからないというようなこともございますが、はがきでお知らせしていることがございます。はがきでお知らせしております。 ○議長(阿部佐太郎君) 豊田君。 ○18番(豊田重美君) これに関連するわけでありますけれども、老人の方の健康保険の関係でありますけれども、これは県の資料でありますけれども、この方々が当然還付金を受けられるという方が542件もあるのに対して210件の方が手続をしていない。いわゆるそうして払うべき金が160万円以上の金があるというふうになりますが、これはやはり老人の方々がそういうことに気づいていないのか、また、手続をされるそういう機関では何ら説明されていないものか、お尋ねします。ちょっと意味わからないですかな。 ○議長(阿部佐太郎君) 豊田君、ほかにもまとめて。(「まず、いいです」の声あり)よろしいですか。市民部長。 ○市民部長(金澤文好君) 再三はがきでお知らせしている方もございます。市に来ていただけないでいるというふうな方もございますので、さらにはがきでお知らせしてまいりたいと、このように思います。 ○議長(阿部佐太郎君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、認定第1号平成14年度鹿角市上水道事業会計決算認定について、提案理由の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(米田公正君) 認定第1号、平成14年度鹿角市上水道事業会計決算認定についてご説明申し上げたいと思います。  決算書の1ページをお開き願います。  最初に収益的収入及び支出でございますが、収入の決算額は5億6,331万1,110円となっております。支出の決算額は4億8,114万6,512円でございます。  したがいまして、収支の差額が8,216万4,598円となります。  なお、これにはそれぞれ収入、支出とも消費税が含まれておりますので、消費税を差し引いたいわゆる純利益は6,952万5,409円になります。  3ページをお願いします。  資本的収支の状況でございますが、収入の決算額は2億4,571万7,218円であります。支出の決算額は4億2,283万5,787円となっております。  したがいまして、資本的支出に対して不足額が1億7,711万8,569円となっております。  この補てんでございますが、このページの欄外に記述しております消費税による調整額、減債積立金、あるいは過年度及び当年度損益勘定留保資金により財源調整をいたしております。  次、5ページをお開き願います。  損益計算書でございますが、営業収益、あるいは営業費用、営業外収支、営業外費用と、このように損益を計算した結果、先ほど申し上げました純利益が6,952万5,409円の黒字の決算となっております。  一番下にあります当年度未処分利益剰余金3億6,884万6,354円が今後の留保財源ということになります。  なお、差益、賃借対照表、事業報告書等は次のページ以降に寄せてございますが、これらについては説明を省略させていただきます。以上で終わります。 ○議長(阿部佐太郎君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第13 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(阿部佐太郎君) 次に、日程第13、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第57号から議案第61号までの5件及び認定第1号並びに陳情2件につきましては、お手元に配付いたしております「議案及び請願・陳情付託表」のとおりそれぞれ所管常任委員会に付託し、審査をお願いいたします。  明9日から15日までは、議案精査、休日及び祝日のため本会議は休会といたします。  以上をもちまして、本日予定いたしました議事日程は全部終了いたしました。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時36分 散会              平成15年 第6回鹿角市議会定例会              議案及び請願・陳情付託表                              (平成15年9月8日提出) ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃委員会名 │      付託内容                         ┃ ┠─────┼───────────────────────────────────┨ ┃総務財政 │議案第57号 財産の処分について                    ┃ ┃常任委員会│議案第58号 平成15年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)中       ┃ ┃     │       条文                          ┃ ┃     │       歳入全款                        ┃ ┃     │       歳出 2款総務費 13款諸支出金             ┃ ┠─────┼───────────────────────────────────┨ ┃教育民生 │議案第58号 平成15年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)中       ┃ ┃常任委員会│       歳出 3款民生費 4款衛生費 9款消防費 10款教育費  ┃ ┃     │議案第59号 平成15年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)┃ ┃     │議案第60号 平成15年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)  ┃ ┃     │15陳情第12号 子宮頚癌検診における対象年齢の引き下げについて     ┃ ┠─────┼───────────────────────────────────┨ ┃産業経済 │議案第58号 平成15年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)中       ┃ ┃常任委員会│       歳出 5款労働費 6款農林水産業費 7款商工費     ┃ ┃     │15陳情第13号 WTO交渉について                   ┃ ┠─────┼───────────────────────────────────┨ ┃建設水道 │議案第58号 平成15年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)中       ┃ ┃常任委員会│       歳出 8款土木費                    ┃
    ┃     │議案第61号 平成15年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算 ┃ ┃     │      (第1号)                        ┃ ┃     │認定第1号 平成14年度鹿角市上水道事業会計決算認定について      ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛...